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ピンクのハートに、機械の鼓動を。『Black Out!』MV制作ノート

久しぶりに作ったアイドルバンドの曲『Black Out!』。好きな音を重ねてみたことや、ChatGPT/Codexと手元で音の仕上げを試した記録です。

ピンクのハート照明の下で演奏する、黒・紫・グレー・ピンクの衣装をまとった4人組アイドルバンド

そういえば最近、アイドルバンドの曲を作っていなかった。以前はよく作っていたので、久しぶりにやってみようと思いました。ダークな曲が少し流行っているようにも感じていて、そこへ最近好きなインダストリアル・リミックスの質感を重ねてみたのが『Black Out!』です。かわいいアイドルソングの顔をしながら、音の底には機械みたいな硬さがある。そんな組み合わせを試してみたくなりました。

ピンクのハートと黒い影。4人組アイドルバンド『Black Out!』のMVです。YouTubeで見る ↗

かわいさの奥に、機械の硬さを

インダストリアルの、金属や機械を思わせる音が最近好きです。その少し冷たい響きを、アイドルバンドのかわいさや勢いに重ねたら面白いかもしれない。今回はそんな気持ちから、ダーク・カワイイ方向へ寄せてみました。ジャンルの細かい説明は私もまだ勉強中ですが、聴いたときに感じる硬さと楽しさの両方を大切にしたかったです。

歌詞には「見てほしい」「離れたくない」といった気持ちを、4人の声に少しずつ違う形で重ねています。かわいいだけではない、揺れる感じも残したかったです。

サビでは、その矛盾も涙も「かわいくしちゃえ」と歌います。暗さを消すのではなく、ステージの一部にしてしまう。そこがこの曲の楽しさかもしれません。

音の仕上げを、今回は手元で

もうひとつ、今回は音の仕上げ方も少し変わりました。これまでは既存のマスタリングツールを使うこともありましたが、今回はChatGPT/Codexと相談しながら、自分のPCで試せる仕組みを作りました。

元の音は残したまま、自然な音量の版と、少し音圧を上げた版を書き出して聴き比べました。気になるところを伝えながら試し、最終的にしっくりきた音を公開MVに使っています。専門的な処理を私が細かく設計したわけではありません。あとから記録を見ると、どうやらChatGPT/Codexが次のような調整をしてくれていたようです。

自然なマスター 音圧を上げた版
音量の調整 全体を+2.69 dB 全体を+4.19 dB後、リミッター
統合ラウドネス −14.00 LUFS −12.50 LUFS
最大トゥルーピーク −1.92 dBTP −1.30 dBTP
音色・楽器別の調整 なし なし

数値だけで音のよさは決められませんし、ボーカルや楽器を個別に直したわけでもありません。それでも、自分の耳で聴き比べながら仕上げた音を作品に使えたことは、今回の嬉しい変化でした。

次は、音と映像の重なりも

「そういえば最近作っていなかったな」というところから、今回は久しぶりにアイドルバンドと向き合いました。かわいい声やハートの意匠と、硬いビートや黒い影。反対に見えるものを並べると、曲の中にいる4人の危うさも、少し見えやすくなった気がします。

細かな処理はChatGPT/Codexに助けてもらいながら、最後は自分の耳で選んで作品に使う。今回はそんなふうに、マスタリングの工程を少し身近にできた気がします。

industrial rock / dark-kawaiiBlack Out!4人組アイドルの甘さに、195 BPMのインダストリアルロックを重ねた一曲。恋と承認欲求の矛盾を、それぞれの声で歌います。曲のページを開く →

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

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