そういえば最近、アイドルバンドの曲を作っていなかった。以前はよく作っていたので、久しぶりにやってみようと思いました。ダークな曲が少し流行っているようにも感じていて、そこへ最近好きなインダストリアル・リミックスの質感を重ねてみたのが『Black Out!』です。かわいいアイドルソングの顔をしながら、音の底には機械みたいな硬さがある。そんな組み合わせを試してみたくなりました。
かわいさの奥に、機械の硬さを
インダストリアルの、金属や機械を思わせる音が最近好きです。その少し冷たい響きを、アイドルバンドのかわいさや勢いに重ねたら面白いかもしれない。今回はそんな気持ちから、ダーク・カワイイ方向へ寄せてみました。ジャンルの細かい説明は私もまだ勉強中ですが、聴いたときに感じる硬さと楽しさの両方を大切にしたかったです。
歌詞には「見てほしい」「離れたくない」といった気持ちを、4人の声に少しずつ違う形で重ねています。かわいいだけではない、揺れる感じも残したかったです。
サビでは、その矛盾も涙も「かわいくしちゃえ」と歌います。暗さを消すのではなく、ステージの一部にしてしまう。そこがこの曲の楽しさかもしれません。
音の仕上げを、今回は手元で
もうひとつ、今回は音の仕上げ方も少し変わりました。これまでは既存のマスタリングツールを使うこともありましたが、今回はChatGPT/Codexと相談しながら、自分のPCで試せる仕組みを作りました。
元の音は残したまま、自然な音量の版と、少し音圧を上げた版を書き出して聴き比べました。気になるところを伝えながら試し、最終的にしっくりきた音を公開MVに使っています。専門的な処理を私が細かく設計したわけではありません。あとから記録を見ると、どうやらChatGPT/Codexが次のような調整をしてくれていたようです。
| 自然なマスター | 音圧を上げた版 | |
|---|---|---|
| 音量の調整 | 全体を+2.69 dB | 全体を+4.19 dB後、リミッター |
| 統合ラウドネス | −14.00 LUFS | −12.50 LUFS |
| 最大トゥルーピーク | −1.92 dBTP | −1.30 dBTP |
| 音色・楽器別の調整 | なし | なし |
数値だけで音のよさは決められませんし、ボーカルや楽器を個別に直したわけでもありません。それでも、自分の耳で聴き比べながら仕上げた音を作品に使えたことは、今回の嬉しい変化でした。
次は、音と映像の重なりも
「そういえば最近作っていなかったな」というところから、今回は久しぶりにアイドルバンドと向き合いました。かわいい声やハートの意匠と、硬いビートや黒い影。反対に見えるものを並べると、曲の中にいる4人の危うさも、少し見えやすくなった気がします。
細かな処理はChatGPT/Codexに助けてもらいながら、最後は自分の耳で選んで作品に使う。今回はそんなふうに、マスタリングの工程を少し身近にできた気がします。
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industrial rock / dark-kawaiiBlack Out!4人組アイドルの甘さに、195 BPMのインダストリアルロックを重ねた一曲。恋と承認欲求の矛盾を、それぞれの声で歌います。曲のページを開く →最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
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