念願だった、野球漫画のオープニングのようなミュージックビデオができました。
『この一瞬を放て』。青空の下のグラウンド、投手と捕手、バットを振る選手たち。そして、練習の合間や放課後を一緒に過ごす仲間たち。そんな野球部の夏を、一曲の映像にしてみました。
これまでにもスポーツの場面を生成しようとしてきましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。今回は初めて、自分でも「ちゃんとスポーツをしている感じになったかもしれない」と思える映像になりました。
もちろん、気になるところはたくさんあります。それでも、私にとっては大きな一歩でした。
野球の動きを、ちゃんと見せたい
野球漫画のOP風のMVは、ずっと作ってみたかったもののひとつです。
マウンドから投げる。ホームベースでバットを振る。ミットを構える。その合間に、選手の表情や仲間との時間が見える。そういう場面が曲に乗ってつながっていく映像を、自分でも作ってみたいと思っていました。
今回の歌には、怖さを連れて進むことや、答えが出る前に自分の手を信じることが出てきます。その気持ちを、投手や捕手、それぞれの場所で練習する選手たちに重ねています。
プレーの場面と一緒に、教室や通学路、グラウンドの夕景も入れました。同じ仲間と過ごす時間も含めて、ひとつの夏に見えたらいいなと思っています。

スポーツの動きは、やっぱり難しい
一枚の画像ではよさそうに見えても、動画にすると途端に難しくなります。
投球の途中でフォームが不自然になったり、ボールが増えてしまったり。捕手の手とマスクが一体になって見えるところもありました。打撃も、構えているところからバットを振り抜くまでを、自然な動きとして見せるのが難しかったです。
生成された動画をそのまま使うのではなく、途中から使ったり、違和感が出る前で切ったり、別のカットにつないだりしました。

ただ、短く切りすぎると、今度は何をしたのか分からなくなります。投げるところを見せたいのに、肝心の動きが一瞬で終わってしまう。バットを振る前に切り替わってしまう。違和感を避けながら、動作が伝わる長さも残す。その調整を何度も繰り返しました。
投球とスイングでは、Seedanceの力も借りました
動画化は、DomoAIのリラックスモードを中心に進めました。これまでも、できるだけその範囲で工夫しながらMVを作ってきましたし、今回もそうしたい気持ちがありました。
ただ、どうしても難しかったのが、投球とホームベースでのバッターのスイングです。
今回、自分が試した範囲では、DomoAIだけで納得できる動きにすることができませんでした。そこで、一部のカットにはSeedanceも使いました。
少しだけ使ってしまった、という気持ちもあります。リラックスモードだけでどこまでできるか、という挑戦も自分の中にあったからです。
それでも、ずっと入れたかった野球の動きを、今回は映像に残すことができました。道具の力を借りながらでも、ここまで形にできたことは、素直にうれしいです。
自分にとっての、大きな一歩
完成した映像を見返しても、直したいところはまだまだあります。フォームやボールの動き、カット同士のつながり。もっと自然にできたらと思う場面も残っています。
それでも、これまでうまくいかなかったスポーツの場面に、初めて少し手応えを感じられました。
ずっと作りたかった野球漫画のOP風のMVを、ようやく一本の形にできた。そのことが、今回は何よりうれしかったです。
DomoAIのリラックスモードで、こうした動きをもっと自然に作れるようになることにも期待しています。今回できなかったところも、また試してみたいです。
まだ課題は多いですが、次はもう少し先まで行けそうな気がしています。
pop-rock / modern Japanese pop-rockこの一瞬を放て正しさばかり増えるタイムラインの向こうで、捨てられない夢が鳴っている。170 BPMのポップロックに、怖さも迷いも連れて飛び出す歌です。曲のページを開く →最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
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